椎名林檎のプロフィール

シンガーソングライターとして活動を続けている椎名林檎ですが、出身は埼玉県です。
その後静岡県や福岡県に移り住んでおり、多くのファンは福岡県というイメージを持っています。
というのも1978年に産まれた椎名林檎は福岡育ちとなっていますが、その理由は音楽活動を始めていったのが福岡という点です。

高校時代から様々な楽曲を制作していますが、それぞれ初めてJASRACに著作者として登録を行う必要があったのです。
ここで筆名が必要となるため、一時的に椎名林檎という名義を利用したのです。
林檎という名前をなぜ命名したかについてですが、自身が活動しているバンドでドラムを担当していた点にあります。
ビートルズのドラマーであるリンゴスターの名前を借りて林檎と命名したのです。
さらに林檎という名前が人の名前と想定できない、つまり物体であることを表現しています。
抽象的な表現を使っていきながら著作権登録を行い、デビュー以降も椎名林檎名義で様々な楽曲を提供することとなります。

トレードマークとなっている左の口元ですが、小学校時代から女優などに憧れて口元に何度もほくろを書いていて、それがいつか本物になってしまったという噂が世間では広まっていました。
椎名林檎はそれを肯定しており、一度2003年に手術でほくろを除去しましたが、近い場所に再度新しいほくろが誕生したことも語っています。

音楽性は高い評価を受けている

椎名林檎の音楽性をみていくと、ボーカリストではジャンルが非常に幅広いといわれています。
そのジャンルとしてはロックンロールであったり、ジャズやヒップホップといった領域まで対応しています。
幅広くこなしていく柔軟さを持っているだけでなく、ギターや鍵盤などといった楽器の演奏などもこなしています。

そして作編曲についても、椎名林檎自身でこなしており、音楽家としてのスキルは非常に高いといえるでしょう。
J-POP以上に作詞家たちが書き綴ってきた昭和の歌謡曲に対して椎名林檎は慣れ親しんでいます。
それ故に歌は上手いか下手かではなく、歌として成立するかで制作を行っています。

楽曲制作においては作曲は自分でメロディやハーモニーを考えだして、コンピューターサウンドなどを活用することはほとんどありません。
生音にこだわりつつ、デモの段階で構成を最低限決めていきます。

作詞では最初に曲に対するイメージを作り出し、決して損なわないように英語などを利用して仮の歌詞を作っていきながらデモを完成させていきます。
そこからメロディであったり、母音や子音の関係を考えていきながら英語詞などにしていくか判断していきます。
ここから椎名林檎の音楽が生まれていくのです。