名言を残しているのは何も医師たちばかりではありません。
日本の政治をけん引してきた政治家の方々が残した偉大な言葉もたくさんあります。
私はこうした政治家の言葉から何かを学ぶことも多いですから、今でもいろいろな政治家の自伝を読んだり調べたりしています。
ここでは私が感動した、または納得した名言のいくつかをご紹介するとしましょう。

ウラジーミル・プーチンの名言

ウラジーミル・プーチンは誰もが知るロシアの大統領です。
彼はもともとロシアの諜報機関KGBの出身者で、さまざまな諜報活動を行っていたことでも知られています。
さまざまな武器の取り扱いに精通し、格闘技にも長けているとあって熱狂的なファンも大勢いますね。
そんなプーチンさんですが、これまでに数々の名言を残しています。

「柔道は相手への敬意を養う。ただのスポーツではなく哲学でもあると思うのです。」
「謝罪は一回すれば充分だ」
「中世のように汚職する者の手を切り落としてしまえばいい。それだけで賄賂を要求するような手はすぐになくなるさ」

なかなかの名言を残していますね。
実は、プーチンさんはこれ以外にも数多くの名言を残していることで知られています。
さすがKGBの出身者というだけあり時には過激な発言も飛び出していますが、それだからこそ多くの国民が彼に熱狂し、今でもカリスマ的な人気を誇っているのでしょう。

ちなみにプーチンさんは柔道の黒帯であることも有名で、沖縄サミットのときには中学生の乱取り稽古に混ざり、相手にも投げさせるというパフォーマンスを行っていました。
本当に柔道を愛している政治家なのだなと感じたものです。

三島由紀夫の名言

三島由紀夫は小説家や評論家であり、政治活動家としても知られた人物です。
特に晩年になると政治的な発言を繰り返すことが多くなり、過激な行動もときには辞さぬといった強い精神力と意思を持った人物でもありました。
そんな三島由紀夫の言葉があります。
「たとえば暗殺が全然なかったら、政治家はどんなに不真面目になることか。殺される心配がなかったらいくらでもウソがつける」

少々過激な発言ではありますし、医師としてこの発言を擁護することはできませんが、それでも私はこの言葉に一種の感銘を受けたことは事実です。
今の日本の政治家たちにこの言葉を聞かせてあげたいと本気で思っています。

暗殺などは絶対に起こってはいけないことですが、今のだらしない日本の政治家はこれくらいの緊張感を持って国政に携わってほしいと思っています。
足の引っ張り合いをしているような国会での議論はやめて、常に緊張感と国民のためを思ってまともな議論を行ってほしいものですね。
すべての政治家に国民のことを真面目に考えてもらいたいと思います。